女性におすすめ!美容と健康に【酒粕】を♡

発酵食品

今朝もとても冷え込み、霜で一面真っ白の仙台でした

しっかり寒さ対策をしながら、1年の締めくくり、12月を元気に過ごしていきたいですね🌞

寒さ対策といえば、なにを取り入れていますか?
暖かい服を着る・ホッカイロを張る・暖房を使用する…いろいろありますね
身体の外側からの寒さ対策も大切ですが、ぜひ身体の内側からの対策も取り入れていきたいですね♪

この冬は、私自身、第二子出産も控えているので
“ぽかぽか温かく、寒さに負けない身体に整えて”子供たちと楽しく過ごしたいなぁ♡と

そんな我が家で、毎日の食事に取り入れている『温活食材』をご紹介します♪

寒い季節にぴったり【酒粕】

【酒粕】ってご存じですか?
我が家ではここ1か月、毎日のように【酒粕】を使った『かす汁』を食べています!!

たっぷりの野菜と【酒粕】を煮込んで、仕上げにお味噌を少し♡
野菜と【酒粕】の甘味・旨味・コクがしっかり感じられて、大人も子供も大好きなお味噌汁に!
美味しいのはもちろん、寒い季節にぴったりで身体を温めてくれる効果も抜群なのです!!

朝に食べれば、寝起きの冷えた身体にも染み渡り、ぽかぽかの身体で1日をスタート🌞
冷えて帰ってきた夜にも、じんわりほっこり身体を芯から温めてくれるのでおすすめです。

毎年この時期はひどく冷えに悩まされますが、今年は毎日この『かす汁』を食べているおかげか、手足がぽかぽか&お肌もツヤツヤなのです♡

【酒粕】に含まれる、たっぷりの栄養のおかげです♡

様々な栄養効果がありますが、特に女性・ママたちに嬉しい効果がたっぷりの【酒粕】!!

・酒粕ってなに?
・どんな効果があるの?
・どうやって食べるの?

意外とご存じない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、酒粕の栄養効果や普段の食事への取り入れ方、使用の際の注意点などを
発酵食品好きのママ管理栄養士yuriの目線でご紹介します♪

酒粕の魅力についてInstagramにも投稿しているので、ぜひ見てみてください♡

 

【酒粕】ってなに?

この季節になると、スーパーの冷蔵庫コーナーの隅のほうで【酒粕】を見かけることが多くなりますね。手に取ったことはありますか?

【酒粕】とは、日本酒を造る工程で生まれる「副産物」のことを指します。
日本酒作りが行われる12月から3月が【酒粕の旬】といえますね。

酒粕には、3種類の形状があり「板粕」「練り粕」「ばら粕」に分けられます。
それぞれの特徴は↓

「板粕」
平たい板のような形状をしている酒粕です。スーパーでもよくこの形状の酒粕を見かけますね。
このままの状態では固いため、料理に使用する際は溶かしてペースト状にしておくと便利です。
シンプルに、酒粕と水で溶かしたペーストや、好みによって他の調味料と混ぜ溶かしてオリジナルの酒粕ペーストとしてストックしておくとお料理の幅も広がります♪

酒粕ペーストの作り方4種↓
□ぬるま湯に酒粕を浸し、ゆっくり混ぜながら溶かす。
□耐熱容器に酒粕をちぎって入れ、水を適量加えて電子レンジで様子を見ながら加熱し溶かす。
□小鍋に酒粕を入れ、火にかけながら水を少しずつ加え、混ぜ溶かす。
□日本酒や、みりん、塩などそれぞれと混ぜ溶かしてオリジナルの酒粕ペーストにする。

 

「練り粕」
 板粕やばら粕を練り上げて柔らかくした形状の酒粕です。ペースト状になっているため、すぐに使用しやすいのが特徴です。我が家も最近、練り粕がお気に入りです♪冷蔵庫で保存しておけば熟成の生のスピードを抑えられより長く保存できます。常温保存の場合、どんどん熟成が進み味噌のような茶色に変化し、甘味・旨味・コクが増します。芳醇な香りも際立ってきて、熟成発酵による変化が楽しめるので、我が家は常温保存して使用しています♡


↑こちらが最近のお気に入り
 宮城県加美町にある酒屋さんで購入しました

「ばら粕」
圧搾の際に、柔らかくて板状に上にならなかった酒粕で、板粕よりも柔らかいため扱いやすいのが特徴です。ばら粕も、板粕と同じようにスーパーでよく見かけますね!

酒蔵や、日本酒の種類、圧搾の方法などによって酒粕の特徴や形状も変わってきます。
毎日の食事に、どのように酒粕を取り入れたいかなどによっても、選ぶ酒粕の種類が変わってきて楽しいですね♪
何種類かお試しして、好みの酒粕を探してみましょう♡

 

酒粕の栄養と美容・健康効果

日本酒造りの原料となる、米・米麹を酵母の力によって発酵させて出来ているので、とても栄養価が高いのが特徴です。いわば、“栄養の宝庫”!!

ビタミン・ミネラル・食物繊維・タンパク質・アミノ酸・ペプチドなどの栄養素や健康成分が豊富に含まれたスーパーフード♡酵素もたっぷり♡
そしてそして、最近注目されている『レジスタントプロテイン』も含まれているのです!!

これらの栄養素・健康成分により
□冷え性改善
□便秘解消
□うるおい美肌
□シミ対策
□ハリ肌
などの効果も期待できるのが【酒粕】です!
美味しく食べながら、美容健康効果がしっかり得られる♡
忙しくて、なかなか自分メンテナンスに時間をかけられない”ママ”や”女性”にこそ積極的に取り入れてほしいなと♡

《冷え性改善》
 酒粕を毎日10g摂取すると冷え性が改善される、との研究結果も報告されているそうです。
酒粕に含まれるタンパク質が、お腹の中で分解されたときに生じる「ペプチド」の働きにより、血管が拡張され血流が改善されるといわれています。
        血管拡張→血流改善→末端まで温まる→冷え性改善
 実際、私もここ1か月ほど毎日酒粕で作ったかす汁を食べて過ごしていますが、昨年まで感じていた酷い冷えが、今年は感じられず常に手足がぽかぽかで、酒粕効果を実感しています♪

《便秘解消》
「レジスタントプロテイン」
が、便を滑らかにし排便量を増やしてくれるといわれています。腸内環境が整い、善玉菌が増えることで便秘解消につながります♪

「レジスタントプロテイン」とは、食物繊維と似た働きをしてくれるタンパク質(難消化性タンパク質)で、最近注目を浴びています。通常、タンパク質は胃で分解され、小腸でペプチドからアミノ酸になって吸収されます。レジスタントプロテインは、分解されずに小腸へゆっくりと移動し様々な健康効果をもたらしてくれると言われています。

①余計な脂質などを吸着して体外に排出してくれる→コレステロール値低減・肥満抑制
②水溶性食物繊維と同様の働きにより、腸内細菌を活性化→腸内環境が整う
③人間の免疫細胞の約8割は腸内に存在→腸内環境が整うことで免疫力アップ

《うるおい美肌効果》
 豊富に含まれるビタミンB群の働きにより、お肌のターンオーバーが促進。便秘解消による美肌効果も!セラミドも含まれるため保湿効果もあり、うるおい美肌へ♡

《シミ対策》
「コウジ酸」「アルブチン」「フェルラ酸」により、シミの原因となるメラニンの生成を抑制。日本酒を造る際に使われる米麹には「コウジ酸」と呼ばれる、麹菌が作る代謝産物が含まれており、その「コウジ酸」による美白効果・美肌効果が高いと言われています。

ハリ肌》
清酒・酒粕ともに含まれる「α-EG」という成分が、肌細胞のコラーゲン産生を促進しハリ肌へ導いてくれる。研究結果から、比較的に肌のハリの効果実感も速いと言われています!実際、私も最近お肌の調子がとっても良くて、この時期にしては乾燥も気にならず、お肌のハリが増しているので、やはり酒粕効果だなと実感しています♪

他にも、酒粕には様々な健康効果があると言われていますが、今回は”ママ”や”女性”に嬉しい美容・健康効果を簡単にご紹介しました!

 

酒粕の活用

さて、魅力たっぷりの【酒粕】ですがどのように普段の食事に取り入れるか。美容と健康に良いけど、なかなか手を出しにくいと感じる方も多いのでないでしょうか?

そこで、忙しいママにおすすめの活用方法をご紹介します♪

【酒粕】が持つ力で、日々のお料理がパワーアップ!!
♢旨味たっぷり
♢コクがアップ
♢保存性が高まる

 粕汁 お肉お魚の粕漬け ポタージュスープ シチュー グラタン
ハンバーグ(タネ・ソース) 大学芋 甘酒 酒粕レーズン ディップソース

などの活用方法がおすすめです♪

我が家では、毎日のお味噌汁として粕汁を飲む習慣がつきました!
美味しい上に、作るのがとっても簡単で手軽に酒粕を食事に取り入れられるからです♪

たくさんのお野菜と酒粕を一緒に煮込んで、仕上げに少しのお味噌を加えればあっという間に完成!
煮込んでいる間に、他のおかずも作れちゃうので、毎日食べるお味噌汁に活用するのが一番取り入れやすくて続いています♡

ハンバーグのタネやソースに忍ばせてみたところ、3歳の娘も「おいしい!」とペロリ完食!
ふっくら柔らかいハンバーグに仕上がり、仕上げのケチャップソースにも少し加えコクをプラスしてみました。

よく作る大学芋の仕上げにも!
いつもの大学芋よりコクが増し、贅沢な味に仕上がりに。さつまいもの食物繊維と酒粕の食物繊維・レジスタンププロテイン効果か、次の日とっても便通が良くなったように感じます♪   

 

酒粕を使った、凝ったレシピやアレンジ等もたくさんあるかと思いますが、
今回は簡単シンプル・毎日のご飯作りにちょい足し!できる活用方法をご紹介しました!!

簡単に毎日の食事に取り入れながら、美味しく食べて、ママの綺麗と健康を叶えてくれる【酒粕】♡
ぜひ、お試しください♡

Instagramでも、酒粕を使った日々の簡単ご飯を発信しているので見てみてください♪

注意点

最後に、酒粕を使用する際の注意点を一つ。

酒粕には、「アルコールが含まれます」 (アルコール度数 約8~10%と言われています)

お子さん、妊婦さん・授乳中の方、運転前の方は注意して食事に取り入れましょう。

しっかり火を通せば、アルコール分は飛びますので美味しく召し上がってください♪

 

生のままでも、アレンジを楽しめるのも酒粕です。
レーズンと混ぜ合わせて、酒粕レーズンとしてクラッカーやパンにサンドしても美味しいですし、ディップソースにして、野菜と食べても美味しいので、その時の状況に合わせてお楽しみくださいね♡

 

これから益々寒くなってくるので、日々の食事に『温活食材』を上手に取り入れて
身体の内側から”ぽかぽか温かく、寒さに負けない身体に整えて”元気に過ごしていきましょう🌞

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